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SEAMAJ第一回勉強会(転載禁止)

第一回リモート勉強会開催録と二回目予定

講師 辻村学様 シニアフェロー 荏原製作所

辻村様には、半導体の明るい見通しについて質疑応答を交え2時間に渡って講義して頂いた。軽妙な語り口で、リモートにも対応する柔軟性はさすがでした。

今回の開催概要は以下です。

(1) 協会のご紹介と勉強会の趣旨説明  (10分程度)

(2) 講師  辻村学様  「Lead the Future」 1時間

(3) 質疑応答とフリーディスカッション  1時間20分

質疑応答  40分

フリーディスカッション  40分

「日本で次世代半導体製造を持ち上げるには何が必要か?」

辻村学様のご紹介と講演概要

役職:  (株)荏原製作所 フェロー

1974年 (株)荏原製作所入社。2009年より2018年までCTO。2011年から2015年は精密電子カンパニープレジデント。東京都立大学で学位(工学博士)。機械学会フェロー。その他、学界では現在米国クラークソン大学、韓国漢陽大学、韓国SKKU、台湾科技大学、中国復旦大学の客員教授。工業団体では現在SEAJとJVIAの会長を経験後現在副会長他。特許と論文に関しては(概略)100の論文と100の特許

【講演概要】

世界状況は益々不確実性が増しVUCA時代と言われて久しいが、半導体市場は盛況かつ半導体技術も停滞感を脱した感がある。市場をけん引するドライバーはかつてのパソコンや携帯電話という単一セットに加えて、ICAC5で代表されるIoT、Cloud、AI、Car、5Gなどでけん引される、いわゆるMulti-driver時代に突入した。技術もICAC5に適応する技術が開発され、デバイスはMM(More Moore)、MtM(More than Moroe)、BC(Beyond CMOS)の3方向共に活況を呈してきた。CMPなどの製造装置も半導体デバイスの開発と共に新しい技術が必要とされている。本稿では、世界観を基本とし、半導体市場の特異性を示し、2030年までのデバイス技術を俯瞰し、一例としてCMPプロセスがどのように進化すべきかを示した。半導体は人間の欲求ある限り永遠に不滅である。その半導体は今後も技術の未来をLeadすることになる。そしてその半導体の進化を製造装置は支援し続けるのである。

今回、半導体製造関係者以下5名の方々から、意見が出されました。それぞれのご意見を記載しておきます。

O様 : 日本の半導体装置メーカーについて。TALA(TEL,AMAT,LAM,ASML一兆円企業)といったプロセスが揃っている大きいところにはかなわない。理想は、国内での中小のアライアンスが望ましいと考える。

K様:  大変参考となる議論でした。

T様: 日本の社長の能力限界を感じる。(半導体製造においては、外部からプロフェッショナルな半導体製造経営者のヘッドハンティングが必要であると解釈しました。)

H様:  今でもフォトマスクのシェアが25%ある。しかし、国内の半導体は魅力的なデバイスが無い。だから、次世代半導体工場を作っても、キャパを埋めきれないだろう。

K様: 日本企業の無理は、何を創るかというマーケッティングにある。社員、経営者も含めて、マーケッティング開発能力が無い。セールスフォースが経営コントロールすることだ。今の日本で売れそうなモノは、基礎研究機関ぐらいか。但し、IMECのようなオープンコラボレーションができる環境下には無い。

 

次世代半導体製造を目指す上で、以前から原口様も指摘しているようにマーケッティング開発の重要性が浮き彫りとなった。

次回勉強会は、

「ICAC5以降で何を創るべきか?」講師 半導体業界のタイガーマスク様

「どうやって創るべきか?」講師 原口様

ブレインストーミング

「何をどうやって創ることにすると、国内製造に金が集まるか?」

開催予定

9月19日(土)あたり

以上

ありがとうございます。

三重野

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