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SEAMAJ第三十一回研究会開催録(転載無用)

SEAMAJ第三十一回研究会開催録

日時 2023年1月7日(土)午後2時30分より午後5時まで (ベルギー時間午前7時30分、上海時間午後1時30分) 開場 午後2時。

講師 ;    Victor Luo, PhD     IC Happy Heart Club主催者

概要 ;

台湾出身であるVictor Luo氏に、台湾半導体を取り巻く情勢についてお聞きします。また、氏が取り組んでいるIC Happy Heart Club活動についても紹介します。

1.台湾は戦地となるか?

2.台湾TSMC、UMC等の情勢

3.理想的な(アジア圏)半導体エコシステムとは

4.IC Happy Heart Clubの理念と目的について

参加者(敬称略)

井古田、渡邊、林、濱田、濱田晴、水島、堀口、久保内、小川、小森

誰も望んでいないし、大陸もその気は無いし、長期にゆったりと構えている。

目先は、コロナ渦からの経済回復だ。中国と米国とは、幾つもの交流チャネルを形成してきた。これらのチャンネルを通して、交流を深めている。台湾民進党は、2022年選挙において大きく後退した。民衆は、戦争を嫌がり、米国から武器購入を進める民進党から離れ、海峡の平和を望んでいる。

TSMC:2023年上半期には、マチュアー、先端製品のキャパシティ拡張を行う。2nmはY2024、1nmはY2026に量産予定である。台湾のみではなく、世界中に工場を建設する。米国、日本、ドイツ、また他の地域にも。地政学的リスクの為。さて、米国工場を取り巻くサプライチェインは、以下の一長一短がある。

長所

-グローバル展開と地域顧客へのサービス

-米国政府への恭順を示す事により○○○

-台湾の半導体技術開発には影響しない

短所

-コストメリット無し。150%高い。

-財務に影響あり

(何故、モーリスチャンが、開所式に出席したか。一説では、「これ以上米国政府に楯突くとヤバイ。」という、、、。)

UMC及びその他:短期的には、米国から中国への半導体が入らない状況は、彼らにとっては利益につながる。長期的には、大陸の競争相手との価格競争となろう。UMCは、競争力のある特殊な製品を開拓する必要があるだろう。大陸系企業とのコラボレーションは、お互いにメリットがある。

3.理想的な(アジア圏)半導体エコシステムとは

台湾及び台湾人は、大陸と西洋諸国とのハブと成り得る。ICHHは、米国、日本、韓国、シンガポール、インド、ロシア、ヨーロッパにグローバルサイトを展開している。マーケット/人材/投資等のリソースを、集中させることが肝心である。

先ず第一歩の提案として、日本、台湾、中国大陸をターゲットにICHHとSEAMAJでプラットフォームを構築したい。そして、資源の集中を図り、問題解決と長期の平和的安定を目指す。

(三重野コメント:ロシアと聞いて、時節がら驚いた方もいるかもしれない。しかし、台湾においては、360度外交がビジネスの常識となっている。過去のSEMICON TAIWANにおいても、Russian Nightが催されていた。)

ICHHについて

IC Happy Heart Semi Technology Platform(ICHH)は、半導体産業における人材と企業発展のプラットフォームである。2013年に創立されて、業界関係者(IC設計、製造、パッケージ&テスティング)2500名以上が参加している。

Integrating semiconductor industry resources at home and abroad and on both sides of the strait, learning from each other, sharing and helping each other.We have delivered many speeches at well-known domestic and foreign technology companies(SMIC, HuaHong Grace, China Resources, Xinen, GTA Semiconductor, DeLi, Cobetter, PNC Process Systems, GRAND Process Technology, Do-Fluoride New Materials, Sinyang, Anji, ACMR, Crystal Clear Electronic Material, Phichem Corporation, ASEM, Gentech, Befar, Guanghua Sci-Tech, Haike Group, Mettler and ECI), investment institutions and banks(Guosheng Securities, GP Capital, Bank of Shanghai, CTBC Bank), universities and colleges(Fudan University, Zhejiang University, Dalian University of Technology, Wuhan University, Qingdao University, National Taiwan University of Science and Technology, National Taiwan University and National Chengchi University), to convey cooperation, innovation, Winwin opportunities.

✓ On November 11, 2017, ICHH mega rally was successfully held. Special guests – Dr. Rujing Zhang – founder of SMIC, Mr.Wei Zhang – Dean of the School of Microelectronics of Fudan University, and brought together nearly 100 elite presidents at home and abroad.

✓ In 2019, ICHH held a summit for high-end semiconductor investment and talent professionals, and invited Dr. Rujing Zhang from Xinen Semiconductor to share a special topic. More than 300 people attended the meeting, which is a historical peak record in the entrepreneurial world.

✓ In 2020, Taiwan Association & ICHH Semiconductor Summit, elites from both sides of the strait gathered, Dr. Rujing Zhang, Mr. Shaojun Wei, and Mr. Zhenqiu Luo were the speakers.The cross-strait semiconductor exchange has created a new page in history.

✓ In 2021, ICHH Seminars will invite industry experts, Mr. Shaojun Wei and Mr. Liu Sheng as speakers, and hundreds of industry executives will attend the meeting. The theme, lecturers, professional executives in the industry and ICHH platform have strong adhesion.

質疑応答(敬称略)

濱田:TSMCは、九州ファブと米国ファブなど沢山展開することとなる。どこに注力するのだろうか?

Victor: おそらく、TSMCは米国ファブに注力せざるを得ないだろうから、九州ファブは派遣される人材の質も問題だろうし、遅れるだろうと見ている。

林:TSMCは、外部圧力によって海外に出ざるを得ない状況で、これはTSMCにとってインパクトとなり下降線を辿ることにならないか?

Victor:これは世界規模での問題であると見ている。「中国と米国はデカップリングを起こすのだろうか?」にまで言及すべきだろう。米国は、米国内最先端製造で米国内最先端需要を満たそうとするが、それ以外は経済原理が働かず中国等に頼らざるを得ない。

TSMCは、最先端製造研究開発を台湾からは出さない。なので、短期的には最先端ステータスは保たれるだろう。

人材の問題は大きいと思う。ICHHは世界的見地で取り組んでいる。そして、人材のみならず、交流によってお互いのビジネスチャンスを補完しあう取り組みもしている。真のWin-Win関係を目指している。

久保内:ミニマルファブは、台湾、大陸の大学から問い合わせが来ている。

Victor:先ず、設計検証をミニマルファブで行い、大規模製造に持って行くというコンセプトは知っている。大学の教育用にも向いていると思う。

以上

ありがとうございます。

三重野

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